商品コード: 2817155

アルジャーノ ソレンゴ 2021

容量:750ml
色・タイプ:赤・フルボディ
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン60%、プティ・ヴェルド20%、メルロー15%、サンジョヴェーゼ5%

¥ 10,846円(税込)

数量

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの最南端地区、サンタンジェロ・イン・コッレのシンボルとなる生産者

アルジャーノの歴史はシエナの貴族、ペッチ家により1581年にヴィラが建造された頃からワイン造りが始まり、19世紀のイタリアの詩人ジョズエ・カルドゥッチは、そのワインの素晴らしさを詠った詩を残しています。1992年に所有者となったノエミ・マローネ・チンザノ伯爵夫人の時代には潤沢な資金力を活かし、ブドウ畑を拡大していきます。
アルジャーノではボルドー品種が話題にされがちですが、彼らの根幹をなす品種は、まぎれもなくサンジョヴェーゼ。事実、アルジャーノは1967年のブルネッロ協会の設立に尽力した生産者の一人で、1970年という早い時期からブルネッロを生産しています。
彼らが本拠を構えるサンタンジェロ・イン・コッレは、ブルネッロのアペラシオンで最も暑いエリアです。ブドウの成熟は早く、モンタルチーノの街周辺に畑を所有する生産者よりも2-3週間早く収穫することも。この暖かな気候と、砂を含む粘土や石灰の土壌により、ワインは大らかでボリューム感のある味わいが特徴です。

もう一つ、アルジャーノの大きな特徴は偉大なエノロゴ、アルベルト・アントニーニの存在です。2015年にコンサルタントに就任しデカンターでミシェル・ロランやクリストフ・ルーミエと並び世界の5大醸造家に選ばれた、トスカーナ出身の偉大なエノロゴです。化学肥料の使用を極力制限するのはもちろん、ビオディナミの調剤も試験的に取り入れています。

ソレンゴは1995年、イタリアを代表するエノロゴ、ジャコモ・タキスによって生み出されたイタリアのワイン史にその名を刻む革新的なワインです。ボルドー品種を中心にフランス品種で構成されたスーパートスカーナ。ジャコモ・タキスが手掛けたサッシカイアやオルネッライアと比べて24,000本と生産数が少なく、イタリア本土でもその知名度からも入手困難なワインとなっています。

カシスやダークチェリーの完熟果実、エスプレッソ、タバコ、ミント、リコリスのアロマ。果実に満ちた味わいは外交的で、深みとボリュームを備えています。長い余韻にはトースティなニュアンスが漂う。

関連商品

  • アルジャーノ ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2022

    ¥ 3,982