商品コード: 2806303

アルジャーノ ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2022

容量:750ml
色・タイプ:赤・フルボディ
品種:サンジョヴェーゼ・グロッソ100%

¥ 3,982円(税込)

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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの最南端地区、サンタンジェロ・イン・コッレのシンボルとなる生産者

アルジャーノの歴史はシエナの貴族、ペッチ家により1581年にヴィラが建造された頃からワイン造りが始まり、19世紀のイタリアの詩人ジョズエ・カルドゥッチは、そのワインの素晴らしさを詠った詩を残しています。1992年に所有者となったノエミ・マローネ・チンザノ伯爵夫人の時代には潤沢な資金力を活かし、ブドウ畑を広げ、セラーを改装、そして1995年のにはイタリアを代表するエノロゴ、ジャコモ・タキスの手により、スーパートスカーナ『ソレンゴ』が誕生します。アルジャーノではボルドー品種が話題にされがちですが、彼らの根幹をなす品種は、まぎれもなくサンジョヴェーゼ。事実、アルジャーノは1967年のブルネッロ協会の設立に尽力した生産者の一人で、1970年という早い時期からブルネッロを生産しています。
彼らが本拠を構えるサンタンジェロ・イン・コッレは、ブルネッロのアペラシオンで最も暑いエリアです。ブドウの成熟は早く、モンタルチーノの街周辺に畑を所有する生産者よりも2-3週間早く収穫することも。この暖かな気候と、砂を含む粘土や石灰の土壌により、ワインは大らかでボリューム感のある味わいが特徴です。
もう一つ、アルジャーノの大きな特徴は偉大なエノロゴ、アルベルト・アントニーニの存在です。2015年にコンサルタントに就任しデカンターでミシェル・ロランやクリストフ・ルーミエと並び世界の5大醸造家に選ばれた、トスカーナ出身の偉大なエノロゴです。化学肥料の使用を極力制限するのはもちろん、ビオディナミの調剤も試験的に取り入れています。

グラスの中で香りが開いてくると、ハーブとベリー、甘やかな燻製香、そして削った杉のヒントが溶け合います。柔らかなテクスチャーとミネラルを帯びた野生のベリーの果実味がジューシーな酸に導かれ伸びていく。シンプルながらエレガントで、ロッソに求めるものをまさに持ち合わせたワインです。