グランクリュがひしめくモンターニュ・ド・ランスの中でも、有名メゾンのみならずシャンパーニュ中の生産者がこぞって手に入れたいと望むグラン・クリュ、ヴェルズネイ。ジャック・セロスのアンセルム・セロスが『ヴェルズネイが最高のクリュだということは常識。問題は誰も畑を売ってくれないことだ!』と嘆く、ピノ・ノワールにとって最高の畑のひとつです。
そのヴェルズネイでも1、2を争う、植樹1958年の最上の区画を所有するレコルタン・マニピュランがジャン・ラルマンです。曾祖父の代からブドウ栽培を行い、シャンパーニュ造りは1951年から開始。所有する畑は粘土質の表土の下にベレムナイトが堆積し、日当たりの良い北斜面の中腹にあり、熟度とミネラル感のバランスが素晴らしいブドウが得られる絶好のテロワール。その恵まれたテロワールで得られたブドウも、現当主ジャン・リュックはそれぞれの樹で一番出来のよい一房しか収穫せず、摘み残したブドウは土に還して肥料とするといいます。栽培はリュット・レゾネで行い、自然酵母を用いてホーロータンクで発酵。春には瓶詰めする生産者が多い中、ベースワインを夏まで熟成させ、SO2の使用やドサージュを抑えるなど、細部に渡るこだわりを積み重ねます。
かつてはボランジェやランソンにブドウをおろしていましたが、近年その契約が終了したことで、より高品質なブドウを自らのシャンパーニュに使用することができるようになり、更なる質の向上とミレジムシャンパンなどラインナップの幅が広がっています。
ジャン・ラルマンのトップ・キュヴェとなるピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワール。凝縮感のある白い果実の香りが感じられる。口当たりはよく、まろやかで、品質の高いブドウの風味を感じることができる。樹齢70年を超えるブドウを使用。NVだが使用しているのは2019年のブドウのみ。
そのヴェルズネイでも1、2を争う、植樹1958年の最上の区画を所有するレコルタン・マニピュランがジャン・ラルマンです。曾祖父の代からブドウ栽培を行い、シャンパーニュ造りは1951年から開始。所有する畑は粘土質の表土の下にベレムナイトが堆積し、日当たりの良い北斜面の中腹にあり、熟度とミネラル感のバランスが素晴らしいブドウが得られる絶好のテロワール。その恵まれたテロワールで得られたブドウも、現当主ジャン・リュックはそれぞれの樹で一番出来のよい一房しか収穫せず、摘み残したブドウは土に還して肥料とするといいます。栽培はリュット・レゾネで行い、自然酵母を用いてホーロータンクで発酵。春には瓶詰めする生産者が多い中、ベースワインを夏まで熟成させ、SO2の使用やドサージュを抑えるなど、細部に渡るこだわりを積み重ねます。
かつてはボランジェやランソンにブドウをおろしていましたが、近年その契約が終了したことで、より高品質なブドウを自らのシャンパーニュに使用することができるようになり、更なる質の向上とミレジムシャンパンなどラインナップの幅が広がっています。
ジャン・ラルマンのトップ・キュヴェとなるピノ・ノワール100%のブラン・ド・ノワール。凝縮感のある白い果実の香りが感じられる。口当たりはよく、まろやかで、品質の高いブドウの風味を感じることができる。樹齢70年を超えるブドウを使用。NVだが使用しているのは2019年のブドウのみ。